松尾一男さん

2015.03.22 Sunday

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     画家の松尾さんとのお付き合いは、
    かれこれ二十五年にはなるだろう。
    己が知り合ってからの松尾さんは、
    とにかくバーコード一筋の世界にこだわっており、
    毎年いくつかの作品展に参加し、ときに個展もする。
    〈バーコード〉。
    商品の包装の一部に必ずついてるアレだ。
    もちろん松尾さんのバーコードは、
    実際のアレのように薄っぺらなものではない。
    立体的、かつ重厚。
    不気味にギラつき、黒光りして、
    文明社会の存在と価値を、いつも己に問いかけてくる。
    で、そのバーコードは、あるときビアノの鍵盤だったり、
    何本もの鉄路だったり、未知の惑星の建造物だったりして、
    己の脳内をいろいろかき乱してくれるのだ。
     明日、3月23日から始まる松尾一男さんの個展、
    「記憶と記録」(彼の絵はすべてこの作品名)は、
    銀座・京橋〈ギャラリー檜BC〉で28日の土曜日まで。
    (11:30〜19:00 03-6228-6364)
     はたして今年のバーコードは、
    己の脳に、どんなものになって見えるのだろう?
     
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