人間関係

2015.03.15 Sunday

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     己は組織の中で生きるのが苦手。
    それでも若い頃は大きな劇団に11年もいた。
    しかしその集団組織の中で、自身の居場所や役割を見失い、
    ポジティブな価値を感じられぬまま退団した。
    以来、あちらこちらの芸能・声優プロダクションに所属したが、
    それは常に個人事業種としてであり、
    会社組織としてのプロダクションの一員になったわけではない。
    止めるのも首になるのも自分次第、プロダクション次第。
    役者や声優はホンマニタイヘンダ・・・。
     そんな己の歩んできた過去のせいか、
    四十代までの己は、どちらかといえば唯我独尊、
    人間関係より、己個人の考えに重きをおいて生きてきた。
     人とのつながりの大切さ、ありがたさ、
    いろいろなつながりの中で生まれる歓び、尊さ、
    そんなアタリマエのことを徐々に感じるようになったのは、
    遅きに失する感もあるが、五十を過ぎてから・・・。
    劇団を離れ、15年余のブランクを経て、
    己がすべての責任をもって、再び芝居をするようになってからだ。
    自身で企画を立て、制作・演出・出演する公演を積み重ねる中で、
    唯我独尊だけでは、よい舞台を創造するのはムツカシイと、
    身に染みて感じるようになった。
     この二十年余、多くの共演者やスタッフはもちろん、
    さまざまなお客様との出会いやお付き合いの中で、
    己は多くのことを教えられ、学び、今がある・・・。
    これから先、己が学んだこの人間関係の大切さを、
    語り同人《じゃがいも》でお付き合いしている仲間たちに、
    可能な限り伝えていければいいなあ・・・と、思ってはいる。
     
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