芥川龍之介

2015.02.07 Saturday

0
    《芥川龍之介》
     己が主宰する語り同人《じゃがいも》で、
    芥川龍之介の作品を語る同人は少なくない。
    最近2回の公演でも、
    「蜘蛛の糸」「羅生門」「蜜柑」、
    「藪の中」「桃太郎」が語られ、
    皆、稽古で四苦八苦はしたのだが、
    結果として本番の公演では、
    それぞれお客様から一定のよい評価を頂いた。
     龍之介の作品は、読んで実に面白く、
    つい一人語りしたくなる世界のような気がする。
    己もやれるものならいずれやりたいが・・・。
    しかし、いざ語るとなれば、やはりヤサシクナイゾ。
    文章は強かだし、風景は豊かだし、人の描写も深い。
     
    〈芸術は表現に始って表現に終る。
    画を描かない画家、詩を作らない詩人、
    などと云ふ言葉は、
    比喩として以外には何等の意味もない言葉だ・・・〉
    芥川龍之介「芸術その他」より
     
     かような思考をする作家の世界に、
    一人語りで挑戦するのは並大抵ではないし勇気もいる。
    ゆえに役者としては挑戦をしたくなる作家なのではある。
     
    コメント
    コメントする